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2025/11/23 10:00

原産国 :ニカラグア
地域:ヒノテガ、リプルロ
農園:サンホセ農園(ミエリッヒ・ファミリー)
標高:1,300~1,400m
品種:ジャバニカ
精製:ウォッシュド
◆ジャバニカ
ニカラグアで栽培される希少なコーヒー品種「ジャバニカ」。
エチオピア起源のロングベリー系がインドネシアのジャワ島を経由し、ニカラグアで独自に品種改良されたものです。「ジャワ」と「ニカ(ニカラグア)」の頭文字を取って命名され、レモンのような酸味と花のような香り、滑らかな口当たり、柔らかな甘みが特徴です。
◆サンホセ農園(ミエリッヒ・ファミリー)
またミエリッヒ・ファミリーは、2013年よりプライベートオークションを開催し、より多くの品種、農園、生産処理を実践し、コーヒーの多様性を伝えています。サンホセ農園で収穫されたチェリーは、主に高地のロットがウォッシュドコーヒーにされます。収穫したチェリーは、夕方に農園内のウェットミルに運ばれ、4台あるペニャゴスのウェットミルで選別・パルピングが行われ、外気温の影響を見ながら24〜36時間の発酵を経て水洗、パーチメントの状態に仕上げます。その後、気温も高く乾燥に向いた標高670mに位置するマタガルパのドライミルに運ばれます。持ち込まれたパーチメントは、トレサビリティカードが発行されロット管理。通気性の高い黒いビニールシートの上で約10cmの厚さに広げられ1日4回の撹拌をしながら、10日前後で仕上げられます。急激な乾燥によってパーチメントとグリーンの間に空間ができダメージを受けないように、水分値が20%を切ったらビニールシートで覆ったり、テント内のアフリカンベッドに移して時間を掛けてドライングをしています。
◆焙煎度合
・シティロースト(中煎り)
◆味わい
レモンのような柑橘系の爽やかな風味。
まろやかなコクとトロっとした口当たり。
