Blog

2024/01/14 09:00

【原産国】 タンザニア
【地域】  タンザニア北部アルーシャ メルー山南斜面
【農園】  ブルカ農園
【標高】  1,400m
【品種】  ブルボン、ケント、ティピカ、ブルーマウンテン
【精製】  ウォッシュド

◆タンザニアコーヒーの歴史
1973年にタンザニア政府が私有農園を国有化、そこから数十年にわたって著しい非効率で生産性の悪いコーヒーの生産が続けられました。
しかし、1990年代に入り、この状況を打開すべく、プライベートセクターの投資も受け入れつつ、現在のような質の高いコーヒー生産が行われるようになってきた歴史があります。

◆ブルカ農園
ブルカ農園は、1899年にドイツ人入植者によって設立され、1918年に最初のコーヒーが植えられました。第一次世界大戦が終わると、農園は「敵の所有物」とされ、イギリスの保護下に置かれました。1929年、スイス人投資家グループが農園を購入。1990年、ブルカは隣接するセリアンコーヒー農園を買収し、農園は拡大しました。1990年以降、アルーシャ市の発展に伴い、農園の規模は縮小しています。現在は342ヘクタールのアラビカコーヒーを管理しています。ブルカという名前は、農園に湧き出る泉に由来し、灌漑用水や周辺地域に水を供給しています。

◆焙煎度
フルシティロースト(深煎り)

◆味わい
芳醇なコクとキリっとしたほろ苦さ。
ミルクチョコレートのような甘さが残る後味。