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2023/09/09 23:41
【地域】 北西部 ガケンケ地区ブンボゴウォッシングステーション
【標高】 1,650-2,000m
【品種】 ブルボン
【精製】 ウォッシュド
◆生産ストーリー
ブンボゴコーヒーウォッシングステーション(以下CWS)は2015年の年末に新設され、2017年に操業を開始しました。ブンボゴCWSが位置するガケンケは首都のキガリから車で約1時間ほどの距離にあり、ルワンダ国内でもトップクラスのクオリティのコーヒーを生産するエリアです。
現在、周辺の523もの農家がこのウォッシングステーションへコーヒーチェリーを持ち込みます。203個のアフリカンベッドを持ち、3人のフルタイムワーカーが管理しています。コーヒーの木の手入れ等の農業的知識の普及、コーヒーの苗木の提供、その他乾燥工程中のコーヒーをスコールのような激しい雨から遮る屋根の提供を行っています。
・全てのコーヒーチェリーは第一水洗選別の前にすべてハンドピックされ、未完熟やダメージチェリーは徹底的に取り除かれます。
・チェリーはその後、パルパー槽に流され、比重が軽く、浮いたチェリーを除かれ、パルプを除去されます。そしてコンクリートの発酵槽に移され、平均12時間発酵させます。この間、発酵パーチメントは一日を通して伝統的な足ふみ方法にて何度か攪拌されます。
・発酵後はコーヒーは蛇のように蛇行した水路のような選別工程へ送られます。
・ここでも水によって浮遊パーチメントや異物を洗い出し取り除かれます。また同時にパーチメントを比重ごとでグレードに分けます。比重の軽い未成熟豆は水に浮かして取り除かれ、また残留するミューシレージをきれいに洗い流されます。
・一旦グレードごとに選別された後、プレドライエリアへ移動、もう一度ハンドピッキングで異物、虫、ダメージビーンを取り除きます。
・アフリカンベッド上で、何度も人の手で攪拌されながら均一に乾燥させていきます。
このように非常に手間暇をかけて作られたコーヒーは非常にクリーンです。
◆焙煎度
シティロースト(中煎り)
フレンチロースト(深煎り)
◆味わい
シティロースト(中煎り)は、オレンジのような爽やかな酸味とプルーンのような甘み。軽やかでさっぱりとした後味です。冷めてくると紅茶のような味わいも感じられます。
フレンチロースト(深煎り)は、柔らかな苦味と甘み。深煎りですがボディは軽めでクリーンな口当たりです。